本年度の茜楽校の大きなテーマは種からの発芽です。従来は挿し芽で増やしていましたが、それだと植物が最も成長する5月6月を逃してしまうことになります。
実験1山野草の種は落ちた時撒き、ということを教わり種は前年の冬1月に苗床に撒き、雪下においておきました。3月初旬からノーデンマットで30度に加温し、4月初頭の発芽を確認。最終的には発芽率は50%に達しました。しかしながら草木舎はハウス設備がなく、保温カバーでは発芽したもののなかなか成長しませんでした。5月に刈り取って畑に放置していた茜の下にたくさんの発芽を確認。やはり冬撒きが正しいと確信。
美山では本年度は北桑田高校美山分校農業科の協力を得て発芽実験もしました。分校では春撒きのため発芽率は悪かったです。なお昨年の茜楽校の参加者から2月に播種3月の末に畑に定植できたとの報告がありました。冬撒き、加温育苗に成功すれば、単年度の収穫も可能か?